農園の一年
農園の1年
1月
正月は基本的に休み
しかし、大雪がふると、栽培している棚が雪の重みでつぶれてしまう可能性があります。
木は積もった雪の重さで幹から裂ける場合もあります。
危なくなると、スタッフが招集され、雪を落とします。
雪の中で毎日剪定。
ひざの高さくらいの雪をかきわけてやります。
お客様に、「冬はのんびりできるでしょう」とよく言われます。
それは、栽培面積が少ない農園の場合です。
まったくそんなことはなく、自然の厳しさと向き合う日々。
雪を見るのもイヤで画像がございません。
来年までお待ちください。
2月
毎日剪定。
下旬になると 陽が長くなり 少しほっとします。
下の画像は、石のまわりの雪が少し溶けて、そこのネズミを狙っているのです。
果樹園の猫は冬も働きます。
3月
●毎日剪定。
●接ぎ木作業が始まります。
これは、当農園の大きな特徴です。
成木に、他の品種の小枝をつけるのです。
常に栽培品種は変動。
成功確率は人により差がでる、技術がいる作業です。
苗木から育てるより、約半分くらいの時間で収穫できます。
●ももの摘蕾 3月から4月
咲いた花全部が実になると多すぎるので 間引きします。品種によります。
●さくらんぼの摘蕾 3月から4月
●随時 肥料まき
必要に応じて肥料をまきます。
肥料の選別、量は 木の様子をみて決めます。
4月
●4/20ごろまで 剪定
●剪定した枝のチップ作業
機械に入れて細かく粉砕して、有機肥料にします。
そこでとれたものは 元に返すのが一番。
これを果樹園で行うのは珍しい。
手間・費用がかかるので普通はしない。集めて燃やすのが一般的。
農業用機械はとにかく高い!